どの職業、どの職場でも同じですが、かっこいいな、素敵だなと思える先輩がいてくれることはありがたいですね。その人まるごとを尊敬できなくても、良い点だけまねしてもイイですね。我以外皆我が師。私が出会った素敵な同僚・先輩についてお伝えします。お役に立てれば幸いです。
S先生
- 歩きたばこをしちゃう、ちょっとヤンキー風先生です。
- しゃべり方もヤンキーっぽいちょっと怖めな先生です。
- 「メリハリをつける」ということを学ばせてもらった先輩です。
- 年度当初に行う学年集会で、落ち着いた声で静かめにお話をなさっていたら、「けじめをつける」という言葉だけ、鋭く、はっきり、大きな声でおっしゃっていた姿が今でも印象に残っています。
- その話し方だけでも「メリハリ・けじめ」を体現なさっていました。
- また、授業中や集会時などでの統率力もS先生に学ばせていただきました。
- 授業中や集会中など、誰かが前に立ち、全体に向けて話をする場面で、オーディエンスの中にこそこそ話をする生徒っていますよね。
- そんなとき、S先生は必ず話を止めます。
- そして、こそこそ話をしている生徒にこう言います。
- 「(君たちの)その話は、今私がしている話より大切なことなのか?」と。※実際はもう少しヤンキー風に。
- 「だとしたら、みんなに聞こえるように話しなさい。時間をあげるから。」と。
- こうすると、基本的にコソコソ話していた生徒は黙ります。
- 年度当初から、S先生は授業でも、集会でもこういう風に「誰かが話をしているときは黙って聴く」ということを生徒にしつけていました。※話しているのが生徒でも。
- この技を私は今でも使っています。
怖い先生でなくて良い
- 私自身は、S先生のようなすごみ、怖さをもっていないので、どうしようか悩んだ時期もありました。
- 無理して、すごみ、怖さを出そうとした時期もありました。
- 言葉を荒くして、怒鳴って生徒を威嚇しようとした時期もありました。
- 結論、効果なしでした。
- 私の場合は、淡々と事実のみを述べる。黙って待つ。というスタイルがやりやすいです。
- 先生方には、それぞれのスタイルがあるでしょうから、それを探りましょう。
- 探る間は失敗もするでしょうが、それは当たり前です。
- とにかく試行錯誤するしかないですね。
- いずれ、自分なりのスタイルが見つかります。
- 生徒をビビらせたり、威嚇したりは、そういうのが得意な先生にお任せしましょう。※不用意に怒鳴ったり、声を荒らげるのは要注意ですが・・・
先生も人間。それぞれ得意・不得意がある。自分の得意を生かし、不得意は得意な先生のお任せしましょう。適材適所です。とは、言いつつも先生をしていると悩みはつきませんが・・・
Good Luck👍👍

今日の1枚 享保三年(1718年)創業。刷毛・刷子製造販売元の江戸刷毛専門店 江戸屋さま
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